仕事で取材することになったので、堀田修先生の「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい」という本を読んだのですが…結局、取材はとんざしてしまいました。
結構、自分に当てはまるものが多いので、色々聞いてみたかったんだけど…
慢性上咽頭炎って私も初めて知ったのですが、当てはまる人が多そうかなと思い記事にしてみました。
慢性上咽頭炎ってなに?
原因不明の体調不良を治すカギが慢性上咽頭炎なのです。
上咽頭は、左右の鼻の穴から吸い込んだ空気が合流する所からのどちんこの奥までの場所の部分です。
空気感染によって侵入してきたウィルスや細菌と外敵から身を守るリンパ球などが闘う「関所」と
言われています。
この上咽頭が、風邪などをきっかけに慢性的に炎症を起こしてしまうと、
ウィルスや細菌が血流に侵入したり、リンパ液がうっ滞したり、
自律神経障害を引き起こしてしまいます。
そして、「鼻づまり、のどの違和感、慢性的なせき、頭痛、後鼻漏」の症状をはじめ、
「慢性疲労」、「めまい」、「首こり・肩こり」、「逆流性食道炎」、
「過敏性腸症候群(下痢、便秘、腹痛)」、「うつ」、「月経異常」などの
さまざまな不調を引き起こしてしまいます。
これらの症状がある方は、鼻の奥の炎症、慢性上咽頭炎が原因かもしれませんね!
自分で慢性上咽頭炎を調べる方法ってあるの?
厄介なのが、慢性上咽頭炎は耳鼻咽喉科の先生でもご存知ない方もいらっしゃるそうです。
(研修期間の勉強にないらしいのです)
そして、治療が痛いし、診療費も安いのでやりたがる医師が少ないそう。
なんてこと!?って感じですね。
調べる方法としては、以下の3つのどれか一つでも当てはまると
慢性上咽頭炎の可能性が高いそうです。
- さまざまな薬を飲んでもつらい不調/病気がどうしても治らない
- 医療機関を受診しても不調/病気の原因がわからないと言われた
- 耳の下の筋肉と交わったところを3本の指で押すと痛みがある
鼻水・鼻づまり、後鼻漏、慢性疲労、首こり・肩こり・腰痛、自律神経障害、皮膚疾患など、
私は本に書かれている症状に大抵当てはまっていて、毎日、疲労感が半端ないのです。
3本指で押すと痛いような気がしていますが…どうなのかな。
治療方法
慢性上咽頭炎の治療をしている耳鼻咽喉科でBスポット治療を受ける!
(現在はBスポットはEATと呼ばれています)
ファイバースコープ検査をするのですが、慢性だとファイバースコープでも見つからないことも
あり、いきなり、Bスポット治療をすることになることもあるそうです。
(かなり、とっても痛いらしい!)
慢性上咽頭炎だと、綿棒にべったり血がつくそうです。
治療をした方のブログを読むと、先生の腕によって、全く違う部分に綿棒を当てていて、
治らなかった病院もあるそうなので、病院選びも一苦労しそうです。
そして、すごく痛いそうなので、治療を受けるのも躊躇しますよね。
自分でできる対処方法
- 鼻洗浄・鼻うがい
- 口呼吸防止テープ
- 首の後ろを湯たんぽで温める
- 舌を上あごにつけて鼻呼吸の習慣をつける体操をする
色々試してみても、やっぱり不調が続く場合は、病院にいったほうがいいですよね。
治療を受けた皆さん、回復に向かわれると、一生続くかもしれないと思っていた症状から解放されたので、「痛いけど受けて良かった!」という感想がやっぱり多かったです。
取材はなくなってしまったけど、このような病気があることが知れたので、良かったなって思っています。
Bスポット治療している病院
大阪市:田中耳鼻咽喉科
東京都:とくまる耳鼻咽喉科
愛知県:増森クリニック
京都市:にしはら耳鼻咽喉科
福岡県:みらいクリニック
体験談ブログ:
URL/https://www.sajikibou.com/entry/2017/10/25/200454
URL/https://koubirou.org/archives/category/postnasal-drip
参照:つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさいの特設サイト
もっと、詳しく知りたい方は、「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい」を
読んでみてください。病院紹介もあります!
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